これからが需要ピークなのに…引っ越し代高騰の背景に「2024年問題」による深刻ドライバー不足

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 そのような需要と供給のバランスや2024年問題、燃料費の高騰などから、引っ越し代も高騰。ドライバー不足から、搬出時間や養生などに手間がかかるタワーマンションへの引っ越しは採算が取れないとして特に敬遠されているという……。

就職、進学、異動など、日本では3月、4月に引っ越し時期が集中しています。そのため、大企業は社員の引っ越しのために指定業者制を取っています。大口の契約なので、コストが下げられるからです」(住宅ジャーナリストの榊淳司氏)

 今年の引っ越しシーズンでは、引っ越し代が高いだけではなく、業者が見つからない「引っ越し難民」が大量発生する恐れもありそうだ。

「引っ越しの時期が分散されない限り、今後もこのような状況は続くでしょう」(榊淳司氏)

 日本的慣習が変わらない限り問題は続きそうだ……。

  ◇  ◇  ◇

 関連記事では、価格高騰について記事がズラリだ。併せて読んでほしい。

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