春闘は大手の満額回答が相次ぐが…中小は業績低迷で格差拡大か?

公開日: 更新日:

「中小企業の人手不足は深刻で、人手の確保で対外的にアピールを考えればできる限り積極的に賃上げをやらざるを得ない。ただ、物価との兼ね合いで価格転嫁ができるかどうかが経営の生命線になる」

 中小企業にとって、無理をしても賃上げせざるを得ない厳しい経営状況にあるのは確か。人材確保は給与だけではない。残業時間や手厚い福利厚生、さらに本人の希望やキャリア、職種を尊重する人事、社内制度の抜本的な改革への取り組みも含め、今春闘に注目したい。

(ジャーナリスト・木野活明)

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    佐々木朗希「スライダー頼み」に限界迫る…ドジャースが見込んだフォークと速球は使い物にならず

  2. 2

    永野芽郁「キャスター」視聴率2ケタ陥落危機、炎上はTBSへ飛び火…韓国人俳優も主演もとんだトバッチリ

  3. 3

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  4. 4

    風そよぐ三浦半島 海辺散歩で「釣る」「食べる」「買う」

  5. 5

    広島・大瀬良は仰天「教えていいって言ってない!」…巨人・戸郷との“球種交換”まさかの顛末

  1. 6

    広島新井監督を悩ます小園海斗のジレンマ…打撃がいいから外せない。でも守るところがない

  2. 7

    インドの高校生3人組が電気不要の冷蔵庫を発明! 世界的な環境賞受賞の快挙

  3. 8

    令和ロマンくるまは契約解除、ダウンタウンは配信開始…吉本興業の“二枚舌”に批判殺到

  4. 9

    “マジシャン”佐々木朗希がド軍ナインから見放される日…「自己チュー」再発には要注意

  5. 10

    永野芽郁「二股不倫」報道でも活動自粛&会見なし“強行突破”作戦の行方…カギを握るのは外資企業か