入場まで2時間待ち!大阪万博テストランを視察した地元市議が惨状訴える…協会はメディア取材認めず

公開日: 更新日:

 いよいよ開幕まで1週間。先週金曜から6日まで、大阪・関西万博のテストランが実施された。会場を試験的にオープンし、運営上の課題を最終確認する目的。3日間で約9万人の大阪府民が訪れた。

 万博協会はテストランの取材を認めなかったため、日刊ゲンダイを含む報道機関は入場できなかった。X上では、実際に会場を訪れた参加者から<入場に1時間以上待たされた><正直、期待外れ>といった声が上がったが、実際はどうだったのか。2日目のテストランを視察した小堀セイジ堺市議(立憲民主党)が、現場の様子を教えてくれた。

 小堀市議がまず面食らったのが、入場できるまでの待ち時間だという。

「正午前から入場ゲートに並び始めたのですが、列が一向に進まず、午後1時51分にようやく入場できました。待ち時間はなんと119分。私が視察した日は東ゲートの一部しか開放していなかったという事情はあるようですが、それでも手荷物検査などのスタッフが目に見えて作業に不慣れな様子でした。開幕までの短い期間で、スタッフの習熟度をどこまで上げられるのでしょうか」

 こうしたトラブルを受け、万博協会幹部は記者団に対し「入場遅れの原因を分析し、改善していく」と述べている。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「おまえになんか、値がつかないよ」編成本部長の捨て台詞でFA宣言を決意した

  2. 2

    【原田真二と秋元康】が10歳上の沢田研二に提供した『ノンポリシー』のこと

  3. 3

    カーリング女子フォルティウスのミラノ五輪表彰台は23歳リザーブ小林未奈の「夜活」次第

  4. 4

    3度目の日本記録更新 マラソン大迫傑は目的と手段が明確で“分かりやすい”から面白い

  5. 5

    国分太一“追放”騒動…日テレが一転して平謝りのウラを読む

  1. 6

    福山雅治&稲葉浩志の“新ラブソング”がクリスマス定番曲に殴り込み! 名曲「クリスマス・イブ」などに迫るか

  2. 7

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  3. 8

    松岡昌宏も日テレに"反撃"…すでに元TOKIO不在の『ザ!鉄腕!DASH!!』がそれでも番組を打ち切れなかった事情

  4. 9

    年末年始はウッチャンナンチャンのかつての人気番組が放送…“復活特番”はどんなタイミングで決まるの?

  5. 10

    査定担当から浴びせられた辛辣な低評価の数々…球団はオレを必要としているのかと疑念を抱くようになった