ハイチュウ(森永製菓)人気にあぐらをかかず230種類もの味を随時投入

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 50周年の節目といえば、夫婦なら「金婚式」。互いに健康で共白髪を誓った男女でも、およそ3割しか迎えることができない特別な記念日だ。50年も愛し愛されてきた企業やロングセラー商品も数あるが、そこに至るまでにはどんな苦労を重ねてきたのだろうか。

  ◇  ◇  ◇

 1975年に誕生した「ハイチュウ」は心地よい食感とジューシーな味わいが楽しめるソフトキャンディー。2024年にグローバルブランドを目指してブランドロゴをカタカナから英語表記の「HI-CHEW」にリニューアルし、現在は世界30カ国以上で販売されている。

 ロングセラーのヒミツは、かむほどにあふれ出すフルーツのおいしさと、「ユニークな食感」が支持されてきたこと。消費者の飽きがこないようハイチュウプレミアムやハイチュウミニ、ご当地品などの230種類を超える商品の積み重ねがブランドを成長させた一因だと言える。

 米国市場でも人気だが、すんなり受け入れられたわけではない。

 米国市場に本格参入した08年当時は日系やアジア系のスーパー、または地元スーパーのアジアフードコーナーなどでしか取り扱ってもらえず、一般的な菓子コーナーには並べてもらえなかった。そんな中、粘り強く商談を続けた結果、14~15年ごろにようやく全国規模のスーパーのキャンディーコーナーに採用が決定し、これを機に「HI-CHEW」の認知が広まっていった。偶然にも同じ時期に日本人メジャーリーガーがチームに「HI-CHEW」を差し入れしたことで好評を博し、これも人気の追い風になった。

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