藤倉コンポジット×不二ラテックス AIも追い風に?ゴム製品を扱う会社を比較
AIブームは思いがけない業界に恩恵をもたらしています。データセンターへの設備投資が急増するといわれ、そこで使われる光ファイバーを扱う企業の株価がハネ上がりました。
そのひとつが電線大手のフジクラ。年初に6500円程度だった株価は現在2万円を超す水準です。
フジクラの関連会社に「藤倉コンポジット」があります。主にゴム製品を扱っていますが、発電や送電に関わる製品も製造します。
今回は藤倉コンポジットと、同じようにゴム製品を扱う「不二ラテックス」の社員待遇を比較してみます。
藤倉コンポジットの設立は1920年。工業用ゴム製品を基盤に多角的な事業を展開します。自動車、家電、インフラ向けの高機能部品に強みを持ち、特にゴム引き布やダイヤフラムなどの高度な技術が特徴です。またゴルフシャフトや救命救難具など、幅広い分野に製品を供給しています。
不二ラテックスは1949年設立。ヘルスケア事業と精密機器事業を柱としています。コンドームや医療用ゴム手袋といったヘルスケア製品で培った薄物加工技術が強み。この技術を応用し、自動車や産業機器向けのショックアブソーバー、ダンパーといった精密機器も製造しています。


















