「ETC休日割引」で安くなるはずが…GWの高速代“往復1万7000円”に驚いた50代夫婦の盲点
ETC割引には、見落とされやすい「例外期間」がある。ゴールデンウィーク・お盆・年末年始、そして「すべての3連休」だ。NEXCO各社は「これらの期間は、渋滞の激化を避けるため、休日割引が適用されません」と説明している。さらに首都高など都市部の区間はそもそも対象外で、ルートによっては通常料金がそのままかかる。FPの立場からいえば、「ETCカードを持っている=高速代が安くなる」という認識は、かなり危ういと言わざるをえない。
高速代が割引にならない上に、長距離分のガソリン代が数千円単位で上乗せされる。トータルで計算すると、新幹線とさほど変わらない水準になることも珍しくない。それに、連休の渋滞は想像以上にきつい。のろのろ運転が何時間も続き、ヘトヘトになって帰り着く。「荷物も積めるし自由だから」と車を選んだはずが、お金も体も想定以上に消耗した——そんな後悔につながりかねない。
《この時期ETCの割引がないから高速乗らない》という割り切った声もある一方、知らずに乗ってしまう人も少なくない。制度自体は公表されているが、「連休=休日割引が効く」という思い込みとのズレはなかなか埋まらないようだ。「ETCさえあれば安心」という感覚が広く定着している分、気づいたときの落差も大きい。


















