高市トレード行き詰まり…「骨太ショック」修正不発で円・債券・株トリプル安ジワリ進行中
持続性のない財政政策
「いくら日銀の独立性を強調しても、ホンネでは円安・インフレを容認している高市政権をマーケットは信用していないのです。骨太は『債務残高対GDP比の安定的な低下』を掲げていますが、裏を返せば、インフレによって名目GDPが増えれば、比率が悪化しない程度において借金を増やしても構わないと言っているようなもの。いくら『財政の持続可能性』をうたっても、インフレ頼みの財政政策では持続性もへったくれもない。日銀による最新の『生活意識に関するアンケート』で9割近い人が物価上昇を『どちらかと言えば、困ったこと』と答えており、長引くインフレに国民生活は圧迫され続けています」(経済評論家・斎藤満氏)
イケイケだった株価も、7万2000円台の史上最高値を記録した先月末から右肩下がり。きのうの終値は前週末比2091円高の6万6232円まで持ち直したが、下げ幅に上げ幅が追いつかない状態が続いている。
「先週末の下げ幅が一時4000円を超えたことを踏まえれば、いわゆる『半値戻し』に過ぎず、下降トレンドに変わりはない。高市政権への期待から『高市トレード』なんてもてはやされたのも束の間、今は逆回転が生じています。円安・債券安・株安のトリプル安は、簡単には終わりそうにありません」(斎藤満氏)
高市首相が首相就任以来、寝ずに取り組んできたのは「強い経済の実現」どころか、安いニッポンの深掘り。いっそ退陣して、好きなだけ寝てもらった方が日本のためになる。
◇ ◇ ◇
あの爆騰はどこへ行ったのか。関連記事【もっと読む】遠のく株価7万円台…高市政権やりすぎ介入に市場反発、“静かなるトリプル安”進行中の不気味は必読だ。


















