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消費増税とのWパンチ 「人手不足倒産」激増の恐怖

4月倒産件数18カ月ぶりに増加

 4月の企業倒産件数が18カ月ぶりに増加に転じた。産業界からは「消費増税の影響が大きい」という声が漏れてくるが実はそれだけではない。建設現場や小売業を中心に人材確保がままならず、“人手不足倒産”が起き始めているというのだ。増税と人材難のダブルパンチが“倒産激増時代”をもたらしかねない。

 4月は連鎖倒産を引き起こすような大型倒産(負債額100億円以上)はなかったが倒産件数はなぜか増えた。東京商工リサーチによると、資本金1000万円未満の倒産は前年同月比で10.8%増。従業員数別では「5人以上、10人未満」が7.2%増だった。中小零細企業の倒産激増が全体数を押し上げたのだ。

「中小零細が消費増税のシワ寄せを受けたのです」(経済評論家の杉村富生氏)

 内閣府の4月景気ウオッチャー調査(街角景気)を見ると経営者の苦悩がよく分かる。

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