「自民圧勝」垂れ流し…大新聞が仕組んだ“戦後最低”投票率

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「自民単独で300議席超える勢い」――。大手メディアによる事前の自民圧勝予測は何だったのか。大新聞は公示日の2日後から世論調査を踏まえた衆院選の情勢を伝えた。どこもかしこも「自民300議席超え」を書き立て、「比例区では80議席に迫る」と報じた全国紙もあった。

 ところが、いざ投票箱のフタを開けると、自民の獲得議席は「291」と公示前勢力を下回り、比例区も「68議席」にとどまったのだから、メディアの分析もいい加減なものだ。有権者の「揺り戻し」が働いた選挙結果なら、この国の民意もまだ捨てたものではないのだが、野党の議席も伸びず、投票率は戦後最低を更新して52・66%では褒められた話ではない。

「戦後最低の投票率は、主要紙が序盤情勢で有権者の投票意欲を失わせた結果ですよ。自民300議席超の圧勝観測をタレ流し、『選挙に行っても、この国の政治は変わらない』とあきらめムードを蔓延させたのです」(評論家・川崎泰資氏)

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