歴史認識で日本に“正しい行動”求めた米大物学者の顔ぶれ

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 安倍首相も、さすがに今ごろ青くなっているんじゃないか。欧米を中心とする日本研究者や歴史学者187人が、「日本の歴史家を支持する声明」と題する文書を5日公表、安倍官邸にも送付したのだ。

■187人が日本の将来を懸念

 文書は英文と日本文があり、戦後日本の歩みを「すべてが祝福に値する」と評価しつつも、「世界から祝福を受けるに当たっては障害がある。それは歴史解釈の問題だ」と指摘。その深刻な問題として「慰安婦」問題を挙げた。そして戦後70年の今年を「過去の植民地支配と侵略の問題に立ち向かう絶好の機会」「可能な限り、偏見のない清算を共に残そう」と呼びかけている。

 驚くのは、声明の署名者が187人という大人数に上ったことに加え、世界的に影響力のある日本研究の超大物がズラリ名前を連ねていることだ。

 ハーバード大のエズラ・ボーゲル名誉教授は1979年に出版した「ジャパン・アズ・ナンバーワン」がベストセラーになり、日本でも著名だ。ニューヨーク州立大のハーバート・ビックス名誉教授とマサチューセッツ工科大のジョン・ダワー名誉教授は、ともに日本研究でピュリツァー賞を受賞している。他にも、日本人として初めて米国歴史学会会長を務めたハーバード大の入江昭名誉教授など、米国人以外の著名研究者も数多く署名しているのである。

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