高橋乗宣
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高橋乗宣エコノミスト

1940年広島生まれ。崇徳学園高から東京教育大(現・筑波大)に進学。1970年、同大大学院博士課程を修了。大学講師を経て、73年に三菱総合研究所に入社。主席研究員、参与、研究理事など景気予測チームの主査を長く務める。バブル崩壊後の長期デフレを的確に言い当てるなど、景気予測の実績は多数。三菱総研顧問となった2000年より明海大学大学院教授。01年から崇徳学園理事長。05年から10年まで相愛大学学長を務めた。

賭博まみれの巨人に似た政権内部の荒廃

公開日: 更新日:

サッサと辞めたナベツネを見習え

 巨人軍がヒドイことになっている。昨年秋に3選手が野球賭博に参加したことが発覚し、無期限追放処分を受けたのに、今ごろになって新たにもう1人、一軍投手が野球賭博の参加を認めた。

 かと思えば、自チームの公式戦の勝敗を対象にして現金をやりとりしていたことまで判明。選手が試合ごとにカネを出し合い、勝てばベンチ前の円陣で「声出し」した選手が現金を総取り。負ければ「声出し」の選手が、選手一人一人に現金を払うルールで、一軍選手のほぼ全員が現金を賭けていたというから、あきれてしまう。

 数万人の観客の目の前で、チーム全体が「さあ、輪になって賭けよう!」という常軌を失ったムードに包まれていたのだ。あまりにも大胆な行動はベンチ内で日常的に賭け事が蔓延し、選手同士の感覚が完全にマヒしていたからに違いない。

 問題は賭けに加わった選手の処分である。野球協約は177条で「不正行為」の1つに「所属球団が直接関与する試合について賭けをすること」を挙げている。該当する選手は「永久失格処分にする」と定めている。自球団の勝敗を賭けの対象にするのは敗退行為、つまり八百長の温床となる。

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