高野孟
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高野孟ジャーナリスト

1944年生まれ。「インサイダー」編集長、「ザ・ジャーナル」主幹。02年より早稲田大学客員教授。主な著書に「ジャーナリスティックな地図」(池上彰らと共著)、「沖縄に海兵隊は要らない!」、「いま、なぜ東アジア共同体なのか」(孫崎享らと共著」など。メルマガ「高野孟のザ・ジャーナル」を配信中。

参院選の大勝で党総裁任期延長に照準を定めた3つの理由

公開日: 更新日:

 永田町の事情通に聞くと、安倍晋三首相は参院選の大勝を得た後、自身の自民党総裁としての任期延長にはっきりとターゲットを絞って、それを軸に政局運営を図っていく腹を固めているという。

 周知のように、自民党総裁は2期6年までとされていて、昨年9月に再選された安倍の任期は2018年9月までだが、党則を変更して3期9年とし、何と、21年まで居座ろうという魂胆である。

 理由は3つあって、第1に、第2次安倍内閣の発足は12年12月なので、20年9月まで首相であり続ければ在任7年9カ月となること。佐藤栄作内閣の戦後最長記録7年8カ月を更新して第1位に躍り出ることができる。18年9月で終わってしまっては、第3位の小泉純一郎内閣の5年5カ月を5カ月上回るだけで、さほどめざましい記録とはならない。第2には、20年夏の東京五輪の開会式の晴れ舞台にも、主催国の首相として臨むことができる。

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