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アジア大都市ネットワーク21 “大風呂敷事業”に消えた都税

 今年5月19日。東京・千代田区の「日本外国特派員協会」で会見した慎太郎は「中国を崩壊させるために、中国共産党幹部の堕落を積極的に(中国国民に)伝える必要がある」と持論を展開。これに対し、香港フェニックステレビ記者が「なぜ崩壊させなくてはいけないのか」と問うと、慎太郎は薄ら笑いを浮かべてこう言った。

「嫌いだから。あの国が」

「三国人」発言に象徴される通り、慎太郎の異常な「嫌中」「アジア蔑視」は知られているが、意外なことに知事1期目は「アジアの繁栄と発展」を目指していた。01年に自ら音頭を取り、「アジア大都市ネットワーク21」(ANMC21)を発足させたのだ。

 2001年10月に都内で開かれたANMC21の初会合には、東京、デリー、クアラルンプール、ソウル、北京、シンガポールなどアジアの計12都市(今は13都市)が参加し、「経済交流促進のプラットフォーム」「危機管理ネットワーク」など15事業を掲げてスタート。しかし、事業規模はどんどん縮小し、毎年開かれていた各都市持ち回りの総会も14年9月以来、「休止」したままとなった。

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