現地は戦闘激化も…南スーダン駆け付け警護が実施可能に

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 武装勢力を相手にほとんど丸腰の上、手足を縛られてどう戦えというのか──。

 南スーダンの国連平和維持活動(PKO)に派遣された陸上自衛隊は、第10次隊から11次隊に指揮権が移り、安全保障関連法に基づく「駆け付け警護」の新任務実施が12日、可能になった。

 駆け付け警護は、襲撃に遭った国連職員やNGO関係者から要請を受けて、自動小銃を携行した警備隊員らで編成する約60人の部隊が駆け付け、救出する任務。正当防衛だけでなく、任務を妨害する暴徒排除などのために銃による威嚇や警告射撃ができる。宿営地を他国軍と連携して守る共同防護も可能になった。

 だが、現地の反政府勢力は携帯式ロケット砲など陸自警備部隊の火力を上回る武器を持っているから、丸腰も同然だ。実際に、派遣部隊の宿営地がある首都ジュバでは7月、政府軍と反政府勢力が衝突。PKOの中国軍車両がロケット弾の攻撃を受け、中国兵2人が死亡した。

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