高橋乗宣
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高橋乗宣エコノミスト

1940年広島生まれ。崇徳学園高から東京教育大(現・筑波大)に進学。1970年、同大大学院博士課程を修了。大学講師を経て、73年に三菱総合研究所に入社。主席研究員、参与、研究理事など景気予測チームの主査を長く務める。バブル崩壊後の長期デフレを的確に言い当てるなど、景気予測の実績は多数。三菱総研顧問となった2000年より明海大学大学院教授。01年から崇徳学園理事長。05年から10年まで相愛大学学長を務めた。

古い時代に逆戻り 世界の発展の否定に等しい米国第一容認

公開日: 更新日:

 本当に絵に描いたような「一国主義者」である。米国のトランプ次期大統領が来週20日に控えた正式就任前から口先介入を猛烈に展開中だ。

 米国での雇用創出を掲げるトランプ氏にすれば、労働力の安いメキシコに製造拠点を構える大手自動車メーカーは憎悪の対象にしか見えない。だからこそ、米国での雇用を奪っていると一方的に決めつけ、自身のツイッターを通じて激しく「口激」。「米国に工場を建設しろ、さもなければ高い関税を払え」などと、マフィアまがいの恫喝を繰り返している。

 2019年にメキシコの新工場を稼働させる予定のトヨタ自動車も標的にされた。9日の米モーターショーで、豊田章男社長は米国に今後5年間で100億ドル(約1兆1700億円)の投資を表明しながらも、「トヨタの開発や生産、それに販売に携わる人は全米で13万6000人に上る」と、これまでも雇用に貢献してきたことを強調した。

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