貿易摩擦再び 1980年代で止まったトランプ大統領の日本観

公開日: 更新日:

 トランプ米大統領がまた日本車バッシングだ。23日、ホワイトハウスで開いた米国の企業経営者らとの会合で、日本の自動車貿易を「不公平」と名指しで批判した一件である。

 日本は乗用車に関税をかけていないから、批判は“イチャモン”なのだが、トランプは今後、環境規制など非関税障壁をヤリ玉に挙げて、日本に圧力をかけてきそう。「1980年代の日米貿易摩擦の再燃」を懸念する声が広がってきた。まさにトランプの頭の中の「日本観」は、1980年代からストップしているようだ。実際、選挙期間中からトランプは、何度も同様の発言を繰り返している。

 1980年代~90年代初頭にかけ日本がバブルでイケイケだったころ、米国では本気で自国が乗っ取られるのではないかと、日本脅威論が吹き荒れた。その象徴のひとつが日本車で、全米各地で労働者が日本車をハンマーで叩き壊し、日本の自動車メーカーの工場進出をコメディータッチで描いた「ガン・ホー」(86年公開)という映画が大ヒットした。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新の政治・社会記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    近藤春菜がレギュラー“ゼロ” 仕事激減に「2つの大誤算」が

  2. 2

    稲見萌寧の発言は残念…プロは機会があれば海外挑戦すべき

  3. 3

    自民党はまるで「粗忽長屋」死に絶えてしまった政府の知性

  4. 4

    まだやっとったん大阪“見回り隊” 民間委託崩壊で2億円パア

  5. 5

    ぼったくり男爵より危うい 五輪開催に暴走する政府の狙い

  6. 6

    愛着薄い? 小池女帝「東京五輪返上」6.1ブチ上げの公算

  7. 7

    「第二の松山」発掘は困難 日本ゴルフ界が抱える3つの課題

  8. 8

    福山雅治はNHK出演も語らず 自身の“家族の物語”は謎だらけ

  9. 9

    眞子さまを早く結婚させてしまいたい官邸と宮内庁の本音

  10. 10

    眞子さまは小室家に嫁いで大丈夫?「育ち」を見極める言動

もっと見る