安倍政権がもくろむ 「軍人勅論」「戦陣訓」の大衆洗脳

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 戦前の暗黒時代に逆戻りだ――。

 政府が「教育勅語」を、教材として用いることまでは否定されないと閣議決定した一件。教育勅語が戦前、国民を戦争に駆り立てた“大衆洗脳”の教訓なのはご存じのとおりだ。親孝行しろとか夫婦は仲良くしろとのもっともらしい文言の中で「一旦緩急アレハ義勇公ニ奉シ以テ天壤無窮ノ皇運ヲ扶翼スヘシ」と命じている。危急の際は皇室の運命を助けなさいというのだ。

 この教育勅語が塚本幼稚園の騒動で批判にさらされたというのに、政府は現代に復権させようとしている。となれば心配なのが今後の動きだ。戦前の日本には「軍人勅諭」や「戦陣訓」があった。

 前者は1882年に成立。軍を統帥する天皇が、日本に生まれた者は軍人に限らず国に報いる心を持てと教えている。後者は1941年に東条英機が示達した。「生きて虜囚の辱を受けず」の一文が日本兵や民間人の自殺を誘発したことは有名だ。

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