北大獣医学部教授 山本大臣の発言に「根拠なし」と猛反論

公開日: 更新日:

「日本の獣医学部の質は落ちている」――。山本幸三・地方創生担当相の発言に全国の獣医師がカンカンになっている。疑惑まみれの加計学園の獣医学部新設を正当化しようと、山本大臣はムリヤリ屁理屈をこねたのだろうが、これが獣医師会の逆鱗に触れた。山本発言に対し、中山裕之・日本獣医学会理事長と連名で反対意見書を公表した稲葉睦・全国大学獣医学関係代表者協議会会長(北海道大学獣医学研究科教授)に改めて話を聞いた。

 ――獣医学部新設の問題点は何でしょうか。

 獣医学部新設の提案は、過去何年もの間、私たち獣医系大学教員にとって重要な話題のひとつでした。なぜなら獣医学教育は、長く定員抑制策がとられてきたからです。その理由は、教育の質の担保、獣医師の需要動向の2点に照らしたものであり、適切なものと捉えています。新設を認めるには、特に国家戦略特区であればなおさら、この2点に関する妥当性が重要です。獣医師の需要動向については、「総数は充足、問題は職域偏在と地域偏在」というのが数年前の文科省、あるいは農水省のまとめであり、大学教員も同じ認識です。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新の政治・社会記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    杏とは“リモート離婚”…東出昌大のイバラ道はまだまだ続く

  2. 2

    安倍首相「逃げ恥作戦」大誤算…G7サミット延期で計画倒れ

  3. 3

    竹内涼真は東出級の反感も…コロナ禍に同棲女優追い出し報

  4. 4

    東京都「ステップ2」に移行 “第2波”危険スポットはどこだ

  5. 5

    Go To Travel“外国人も半額”デマ拡散…大慌て火消しの顛末

  6. 6

    緊急事態延長で深まる親子の溝 東出昌大と重なる父の苦悩

  7. 7

    夜の街から芸能人が消えた…マスコミ「自粛警察化」の功罪

  8. 8

    浪費はないはずなのに…定年後の1年で200万円が消えたナゼ

  9. 9

    “満身創痍”ジャニーズ限定ユニットTwenty★Twentyの行く末

  10. 10

    フジ謝罪せず “テラハ事件”背景とトレンディー常務の責任

もっと見る