EVも自動運転車も出遅れ 日本の自動車産業の落日が鮮明に

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 12月中旬、トヨタ自動車が“新戦略”を大々的に発表した。パナソニックと協業で電池を開発し、2030年までに年間550万台以上を電動車にする計画。25年ごろまでに全車種に電動モデルを設けるというものだ。これを受けメディアは、「出遅れた電気自動車(EV)で反撃ののろし」などと報じていたが、実情はちょっと違うようだ。

「一般の人が聞いたら、『電動車』ってEVのことだと思ってしまいますが、ハイブリッド車(HV)も含まれる。450万台以上がHVとプラグインハイブリッド車(PHV)です。『電動車』という表現に日本の自動車業界の苦境を感じます」(大手新聞OBの経済ジャーナリスト)

 03年に政府が水素で走る燃料電池車(FCV)の普及方針を掲げて以降、日本ではEVではなくFCVを次世代自動車の主軸としてきた。しかし、欧米や中国でEVへの流れが加速。米カリフォルニア州では18年から、中国では19年から環境規制が強化され、HVは「エコカー」から除外されることになった。

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