麺食 中原誠社長<1>年商2倍にしても家業継ぐ気はなかった

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 透き通ったしょうゆ味の豚骨スープとちぢれ麺の上に、チャーシューを何枚も浮かべた「喜多方ラーメン」は、札幌みそ、博多とんこつとともに日本3大ラーメンのひとつに数えられる。「喜多方ラーメン坂内」を運営する「麺食」は、創業者で現会長の中原明氏が、福島県喜多方市の「坂内食堂本店」から暖簾分けされ、1988年にチェーン展開をスタート。現在、国内64店舗、米国に4店舗を直営とフランチャイズで運営している。

 2012年には、長男の誠氏が社長に就任。大学卒業後、第一勧業銀行(現・みずほ銀行)に入行した誠氏はその後、フランチャイズ支援のベンチャー・リンク、外食大手のグローバルダイニングを経て、05年に入社。当時15億円だった年商は30億円までになり、会社は成長を続けている。

 2代目というと「後継ぎのレール」が敷かれていると思われがちだが、この親子の場合はそうではない。会社を継ぐどころか、入社すら考えていなかった。誠氏は73年に千葉県幕張で生まれた。父・明氏がまだ喜多方ラーメンに出合う前で、当時はそば屋をやっていた。ところが、経営は芳しくなく、店を閉めて一家は埼玉県蕨に転居する。

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