社内に飛び交った報酬問題 志賀COOを切り捨てた真の理由

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「日産GT2012」はリーマン・ショックを受けて「一時中断」されたが、二度と再開されることはなかった。新たな成長計画として打ち出したのが「日産パワー88」だ。「88」は世界市場シェア8%、営業利益率8%の目標を示す。

 しかし、2012年3月期から17年3月期までの6年間に及ぶこの計画は最初から「骨抜き」だった。成長計画の相次ぐ未達で経営責任を問われてきたカルロス・ゴーンは、「コミットメントではない。必達目標ではなく努力目標」と予防線を張る。計画を発表する時点でトップが「逃げ」を打つようでは、社内が達成に向けて盛り上がるはずもない。

 業績は伸び悩み、ゴーンの日産自動車社内での求心力はますます低下。大手マスコミも「ゴーン神話の終わり」とあげつらった。さすがのゴーンも責任回避は難しいとみて身代わりを差し出す。それが志賀俊之最高執行責任者(COO)だ。

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