ゴーン損失付け替え 流出の16億円は日産“CEO機密費”からか

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 東京地検特捜部が日産自動車前会長のカルロス・ゴーン容疑者(64)を会社法違反(特別背任)で再逮捕した事件で、流出した資金は日産の「機密費」から出たとみられるという。22日の読売新聞が報じた。

 ゴーン容疑者の逮捕容疑は自身の資産管理会社を通じて新生銀行と契約したスワップ取引をめぐり、契約を日産に移して損失を付け替えた疑い。証券取引等監視委員会の指摘を受けて契約を資産会社に戻す際、信用保証に協力したサウジアラビア人の知人へ1470万ドル(現在のレートで約16億円)を振り込ませたとされる。知人側に流出した資金は、日産の連結子会社「中東日産会社」(UAE)が管理し、ゴーン容疑者が使途を決める「CEO reserves(積立金)」と呼ばれる機密費から支出。その機密費は日産本社が中東日産に出したものだという。

 一方、共同通信によると、問題の損失付け替えにあたり、ゴーン容疑者と懇意にしていた新生銀の外国人幹部(当時)が内部で付け替えを指示したとみられている。担当者は会社法違反に当たる恐れがあると反対したが、この幹部の指示で約18億5000万円の損失付け替えが実行されたという。

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