ゴーン出廷で無罪主張 勾留理由開示では異例の傍聴抽選に

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 私的な投資の損失を日産自動車に付け替えたなどとして特別背任(会社法違反)の疑いで再逮捕された前会長のカルロス・ゴーン容疑者(64)。8日午前、東京地裁で勾留理由開示手続きが行われるのを傍聴しようと大勢が殺到し、地裁前には大行列ができた。

 手続きが行われる425法廷は、過去に元プロ野球選手の清原和博や歌手のASKA、酒井法子らの薬物事件などが裁かれた場所。傍聴席は42席で、一般向けの14席を巡って抽選となった。勾留理由開示の法廷で抽選となるのは異例だ。

 午前10時半の開廷の2時間以上前から地裁前にはテレビ各社の中継車が並び、外国メディアの記者らも詰めかけた。

 ゴーン容疑者が公の場に姿を現すのは、昨年11月19日に逮捕されて以来50日ぶり。ゴーン容疑者は容疑を否認している。弁護士によればゴーン容疑者は、公開の法廷で裁判官に意見を述べる手続きがあることを昨年末に伝えられると、「そういう場があるなら自分の思いを伝えたい」と出廷の意向を示した。取り調べを毎日ノートに記録して、接見の際に弁護士に報告。自分の主張を積極的に話しているという。

 勾留理由開示手続きは、過去、公安事件などで利用されるケースはあっても、刑事事件全体では極めて少なく、17年度に裁判所が勾留決定したうち、勾留理由開示請求があったのはわずか0.55%にすぎない。

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