村上ファンドが翻弄 迷走する「廣済堂」のMBOは成功なるか

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 東証1部に上場する廣済堂が“迷走”している。米投資ファンドのベインキャピタルが1月17日、株価610円による株式公開買い付け(TOB)開始を発表。その時点の株価が410円台だったので、5割近いプレミアムがついており、TOBは楽々と成立するかと思われた。

 ところが、株価は3営業日で610円に達し、以降、「TOBに応じるより市場で売った方が高い」という状態が続いたので、TOB不成立は確実となった。そこで3月8日、TOB価格を700円に引き上げて期間を延長。すると、村上世彰氏が率いるレノなど“村上ファンド”が3月20日、買い付け価格を750円、買い付け期間を5月10日までとするTOBを発表した。

 ベインキャピタルのTOBは、経営陣との合意の下で行うマネジメントバイアウト(MBO)であり、株式の非公開化を狙っている。

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