伊藤博敏
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伊藤博敏ジャーナリスト

1955年福岡県生まれ。東洋大学文学部哲学科卒業。編集プロダクション勤務を経て、1984年よりフリーに。経済事件などの圧倒的な取材力では定評がある。数多くの週刊誌、月刊誌のほか、現代ビジネスなどウェブニュースサイトにも寄稿。主な著書に「許永中『追跡15年』全データ」(小学館文庫)、「『カネ儲け』至上主義が陥った『罠』」(講談社+α文庫)、「金融偽装─米国発金融テクニックの崩壊」(講談社)、「黒幕」(小学館)などがある。

HISの澤田秀雄会長はなぜ50億円の詐欺話に引っかかった

公開日: 更新日:

 東京地裁で3月14日、注目すべき裁判が始まった。リクルートホールディングス株への投資を巡る58億3000万円の損害賠償請求訴訟。原告は金取引などを営む石川雄太氏で、被告は取引のさまざまな局面に関係した8人だ。興味深いのは、石川氏のカネ主として50億円を提供したのが、エイチ・アイ・エス(HIS)会長の澤田秀雄氏であることだろう。

 リクルート株を巡る詐欺話は、次のような形で流れ続けている。

 リクルート創業者の江副浩正氏が生前に有力者に渡した株が現在、財務省に大量に保管されており、ワンロット50億円といった大口なら1割引き程度の割安価格での引き出しが可能――。

 瞬時にもたらされる5億円の利益。眉唾ものだが、よほどセールストークがうまいのか、「デポジット(保証金)名目でカネを支払ったのに株は出てこなかった」といったトラブルが絶えない。ところが昨年春、金融業者から話を持ちかけられた石川氏は、思わず乗ってしまった。

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