重道武司
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重道武司経済ジャーナリスト

1957年鳥取県倉吉市生まれ。84年フジサンケイグループ傘下の経済紙「日本工業新聞」(現フジサンケイビジネスアイ)の記者となり、千葉支局を振出しに鉄鋼、自動車、総合電機、財界、金融、エネルギー(電力・石油・ガス)などの業界を担当。2000年外資系通信社に転じた後、02年からフリーに。得意分野は通信社時代を含めて在籍足掛け7年にも及んだ日銀記者クラブ時代に人脈を培った金融。自動車業界にも強い。

EV普及で…コバルトリサイクル技術確立を自動車業界が歓迎

公開日: 更新日:

 原子番号27――コバルト。顔料のひとつであるコバルトブルー(アルミン酸コバルト)の原材料としても知られている希少金属(レアメタル)だが、このコバルトの存在が不可欠なのが電気自動車(EV)や携帯電話などに搭載されているリチウムイオン2次電池だ。とりわけEV向けは今後、その普及が進むにつれて「爆発的に需要が膨らむ」(自動車業界関係者)とされ、深刻な供給不足が懸念されていた。

 そんな中、使用済みのリチウムイオン電池からコバルトを回収し、再資源化する技術の実用化にメドをつけた企業がある。「東洋のマチュピチュ」ともいわれる別子銅山の開発で名を成した非鉄大手の住友金属鉱山だ。今年3月には愛媛県新居浜市にパイロットプラントを建設。早ければ2021年にも商業化に踏み切る。

 リチウムイオン2次電池はガソリン車のエンジンに相当するEVの基幹部品。コバルトはその正極材に使われ、電池の中の温度を安定させる役目を果たす。住友金属鉱山では今回、乾式・湿式の両製錬工程を組み合わせることで、このコバルトを電池材料としてすぐ再利用できる形で取り出すことに成功したという。

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