渋沢栄一に猛反発 安倍政権「新紙幣」で日韓対立の火に油

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「新元号の下での新しい日本銀行券(紙幣)にふさわしい人物と考えている」――。麻生財務相は9日、新紙幣のデザイン発表会見で、肖像画に採用された人物をこう評した。新元号発表との“相乗効果”によって政権浮揚につなげたい思惑が透けるが、対立激化の日韓関係にとっては最悪のタイミングだ。

  ◇  ◇  ◇

 日韓関係は今、「史上最悪」といわれている。昨年末からレーダー照射問題や徴用工問題などがくすぶり、10日はソウル市内の日本大使館の建設許可が取り消された。両国のミゾは日増しに深まるばかりで、自民党内からは「国交断絶」の強硬論が噴出している。

 さらに「最悪」の関係をこじらせたのが、新紙幣のデザインだ。韓国が、1万円札の肖像に「日本の資本主義の父」といわれる渋沢栄一(1840~1931年)が採用されたことに反発しているのだ。

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