武田賴政
著者のコラム一覧
武田賴政ノンフィクション作家

1958年、浜松市生まれ。専門月刊誌「航空ジャーナル」を経て、88年にフリー。オウム真理教による坂本弁護士一家殺害事件の全容をスクープ。大相撲の八百長告発記事で「編集者が選ぶ雑誌ジャーナリズム大賞」受賞。新著「真・輪島伝 番外の人」を28日に上梓。

「ムエタイ」と呼ばれていたベテラン操縦士の“死のダイブ”

公開日: 更新日:

 航空自衛隊の戦闘機パイロットは全員「TACネーム」という別名を持っている。空中戦の最中に無線で互いをすばやく呼び合うためだ。

「ムエタイ」

 最新鋭ステルス戦闘機F35Aの墜落事故で殉職した細見彰里3等空佐(享年41)の「空戦名」である。

「いかにもタイ式ボクシングを始めそうな風貌で、実際に闘志あふれる素晴らしいパイロットだった」(元同僚の操縦士)

 細見3佐は京都府生まれで、関西大学第一高等学校から航空学生として空自に入隊した。その評判は悪くない。

「実戦部隊に配属されて以降、F4ファントム戦闘機一筋で、操縦技量は優秀、人望もあった」(前出の元同僚)

 F4EJファントムは初期設計から60年超の旧式機。細見3佐はそこから一気に最新鋭ステルス機F35Aに機種転換した。総飛行時間は3000時間を超えるベテランで、所属した青森県三沢基地の第302飛行隊では隊長に次ぐ「飛行班長」に就任する予定だった。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新の政治・社会記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    キムタク長女が破局 ハンパが許せなかった工藤静香の怒り

  2. 2

    三浦春馬さんに金銭を無心か…「母親の過去」と死の動機

  3. 3

    “手越砲”被弾のAKB柏木由紀 アイドル道と強心臓に揺ぎなし

  4. 4

    三浦春馬さん“遺書”に記された孤独と苦心惨憺…鬱状態にも

  5. 5

    山下智久 現役JKお持ち帰り報道で忍び寄る“最悪シナリオ”

  6. 6

    野党「合流新党」は150人規模の勢力に 分裂期待の自民落胆

  7. 7

    三浦春馬「14年ギャラクシー賞」贈賞式ドタキャンの不可解

  8. 8

    死者・重症者が8月急増「9月が怖い」の声と安倍首相の無策

  9. 9

    グロッキーな安倍首相 小池知事の“夏休み妨害”に怒り心頭

  10. 10

    三浦春馬さん“前兆なき死”の謎…直前に何か物凄いことが?

もっと見る