隊員の命より…F35A飛行再開は日米防衛相会談の“手土産”

公開日: 更新日:

 空自三沢基地(青森県)の最新鋭戦闘機F35Aが墜落してまもなく2カ月。これまでにエンジンや主翼の一部は発見されたが、パイロットや飛行データを記録するメモリーは見つかっていない。事故原因は依然、闇の中だが、防衛省は3日、現場海域での捜索を終了。機体ではなくパイロットのせいにして、飛行再開に踏み切るつもりだ。自衛隊員は墜落するかも知れないポンコツ機を強制操縦させられることになる。

  ◇  ◇  ◇

 4日朝の会見で岩屋毅防衛相は事故原因を「遠からず絞り込みができる」「安全が確保できると判断できれば、飛行再開をしたい」と言ってのけた。すると、メディアは〈機体の不具合を示す分析は出ていないという〉〈パイロットが機体の上下の姿勢を錯覚する「空間識失調」に陥ったことが事故原因の可能性がある〉と報じた。どうやら、機体ではなく、パイロット由来の事故に持っていく方向のようだ。そもそも、肝心のパイロットやメモリーが見つかっていないのに、原因を特定するのはおかしいが、“パイロット原因説”が浮上するのはワケがある。この問題を取材するジャーナリストの田中稔氏が言う。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新の政治・社会記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1
    (2)日本の新幹線は「世界で最も安全で最高の技術」と、値引きに一切耳を貸さず

    (2)日本の新幹線は「世界で最も安全で最高の技術」と、値引きに一切耳を貸さず

  2. 2
    退社発表の日テレ桝太一アナに「やっぱりね」の声 隠しきれなかった博識エピソード

    退社発表の日テレ桝太一アナに「やっぱりね」の声 隠しきれなかった博識エピソード

  3. 3
    欧州で広がる“ステルスオミクロン株”すでに日本でも…間髪入れず2月「第7波」の可能性

    欧州で広がる“ステルスオミクロン株”すでに日本でも…間髪入れず2月「第7波」の可能性

  4. 4
    和田アキ子が冠番組で大ポカ…晩節汚し石田純一の二の舞に

    和田アキ子が冠番組で大ポカ…晩節汚し石田純一の二の舞に

  5. 5
    石田純一「3億円豪邸」売却で妻・理子にパラサイト…仕事ゼロ、家庭崩壊報道も

    石田純一「3億円豪邸」売却で妻・理子にパラサイト…仕事ゼロ、家庭崩壊報道も

もっと見る

  1. 6
    日ハム清宮は「勝負の5年目」なのにコロナ感染で出遅れ必至…新庄監督はダメならバッサリ

    日ハム清宮は「勝負の5年目」なのにコロナ感染で出遅れ必至…新庄監督はダメならバッサリ

  2. 7
    秋篠宮さま側近が「悠仁さま進学先報道」に苦言の波紋…皇族もネットニュース閲覧

    秋篠宮さま側近が「悠仁さま進学先報道」に苦言の波紋…皇族もネットニュース閲覧

  3. 8
    池袋ラブホ刺殺事件 プータロー兄弟が「パパ活」殺人犯の逃走を手助けした理由

    池袋ラブホ刺殺事件 プータロー兄弟が「パパ活」殺人犯の逃走を手助けした理由

  4. 9
    “奇跡の53歳”中島史恵 本人史上「一番キワどい!」DVD発売 根強い人気のウラにプロ根性

    “奇跡の53歳”中島史恵 本人史上「一番キワどい!」DVD発売 根強い人気のウラにプロ根性

  5. 10
    (1)車両更新交渉破談! 日本企業連合はコロナ禍に“アポなし渡台”で門前払い

    (1)車両更新交渉破談! 日本企業連合はコロナ禍に“アポなし渡台”で門前払い