著者のコラム一覧

金子勝慶大名誉教授

1952年6月、東京都生まれ。東京大学経済学部卒業、東京大学大学院経済学研究科博士課程修了。法政大学経済学部教授、慶應義塾大学経済学部教授などを経て現職。慶応義塾大学名誉教授。文化放送「大竹まことゴールデンラジオ」などにレギュラー出演中。近著「平成経済衰退の本質」など著書多数。新聞、雑誌、ネットメディアにも多数寄稿している。

金子勝の「天下の逆襲」

改憲遠のき…東京五輪レガシー執着で直面する経済危機

公開日：2019/07/24 06:00　更新日：2020/03/03 15:01

やりたい放題の「独裁政治」を打破する大きな一歩／（Ｃ）日刊ゲンダイ

　ようやく安倍政権の終わりが始まる。参院選で自公与党と日本維新の会を合わせた改憲勢力が３分の２を割ったからだ。

　安倍政権が衆参両院で絶対多数を握っていたことで予算委員会が３カ月も開かれなかった。モリカケ疑惑で明らかになった国家の私物化、公文書や統計の改ざんもやりたい放題だ…

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