(4)「転売ヤーの春」終焉…投げ売りはすでに始まっている
最近の世相を表すワードに「転売ヤー」というのがある。人気のチケットやマニアが喜ぶホビー商品、最新のスマホ機種などを正価で入手し、それにプレミアム分(利益)を乗せて売りさばく、目ざとい人々のことを指すらしい。
実は、マンションの世界にも「転売ヤー」たちがいる。それも、かなり大掛かりにやっている連中たちである。
彼らのことを不動産業界内では主に2つのカテゴリーに分類している。
まずひとつ目は「買い取り再販」の業者たち。
このカテゴリーでビジネスをやっているのは、比較的規模が大きい不動産業者たちである。何社かは株式公開企業ですらある。
彼らが扱っているのは中古マンションである。
大まかには築20~30年以上の「築古」物件を、築数年の築浅物件の相場から3割引きくらい安い価格で買い取り、リフォームを施した上で1割から1.5割の利益を乗せて中古市場で再販売する。
多少の手間がかかるが、中古物件の売買を仲介するよりも利益は大きい。


















