丸山議員のN国入党に呆れる維新・松井代表の“ツラの皮”
北方領土をめぐる“戦争発言”で、「日本維新の会」から除名された丸山穂高衆院議員が「NHKから国民を守る党(N国)」への合流を決めた。
N国は、受信料を支払う人だけがNHKを視聴できる「スクランブル化」を掲げている。丸山氏は過去のツイッターで「見ないからNHK受信料を払わないというのは法令上通りません」と書き込んでいたから、ハチャメチャの極みだ。もはや政治信条も政策理念もヘッタクレもないが、そんなデタラメ男を国会議員にした「日本維新の会」の責任も重いだろう。
「政治の世界では、そういうことはよくある話。移ることも今、初めて聞いたが全く興味がありません。国会議員なんてスジの通らんのがいっぱいおるから。そういうヤツはいっぱいいてはる。ロクなもんじゃない」
丸山氏のN国入党について報道陣から問われた「日本維新の会」代表の松井一郎大阪市長は、呆れ顔でこう答えていたが、ちょっと待て。そんな「スジの通らん」男を公認し、国会議員にしたのは一体、どこの誰なのか。
そもそも維新自体が政党助成金欲しさに離合集散や内紛を繰り返してきた政党ではないのか。どのツラ下げて「ロクなもんじゃない」と言えるのか。維新の連中は「身を切る改革」とか言いながら、やっていることは税金をいかに懐に入れるか、だけ。「文書通信交通滞在費」(文通費)を自らの選挙費用などに流用し、使途をごまかすために自分で自分宛ての領収書を発行したり、自分の政治団体に寄付したりするなど、税金のメチャクチャな使い方が問題視されている。よくもまあ、丸山氏に対して「けしからん」みたいな顔をできるものだ。
こうなったら、丸山氏は「維新をぶっ壊す」と叫んで、カネに汚い維新の内実を洗いざらいぶちまけるべきだ。