高野孟
著者のコラム一覧
高野孟ジャーナリスト

1944年生まれ。「インサイダー」編集長、「ザ・ジャーナル」主幹。02年より早稲田大学客員教授。主な著書に「ジャーナリスティックな地図」(池上彰らと共著)、「沖縄に海兵隊は要らない!」、「いま、なぜ東アジア共同体なのか」(孫崎享らと共著」など。メルマガ「高野孟のザ・ジャーナル」を配信中。

野党共闘の連勝を次の衆議院選挙にどうつなげるかが課題

公開日: 更新日:

 8日投開票の岩手県知事選で、立憲・国民・共産・社民が共同推薦する現職の達増拓也が40・3万票対15・6万票と、ダブルスコア以上の票差で自民・公明推薦の新人を撃破したことは、野党共闘にとって意義深い。共産党の小池書記局長が「共闘の力が前進していることを鮮明に示した」とコメントした通りである。

 達増は、2015年の前回選挙では無投票当選を果たしているほどで、知事としての実績があるし、もともとは同県に強い勢力を持つ小沢一郎系列の衆議院議員だったことからしても、地盤の堅固さは申し分ない。加えて、先の参院選で自民党支持だった商工・業界団体の多くが今回は達増支持に回ったこと、公明党が一応推薦を出してはいたものの全く熱心に取り組まなかったことなどで、これだけの票差となった。

 これで「オール野党」共闘は参院選後、8月の埼玉県知事選に続く2連勝で、埼玉県で参議院議員から知事候補に転じて勝利した大野元裕の後を埋める10月27日の参院埼玉補欠選挙につないでいくことになる。この「オール野党」候補としては、大野に席を譲った上田清司前知事の出馬が取り沙汰されていて、そうなるとこれもまた野党の勝利となる可能性が大きい。上田は元は旧民主党の衆議院議員で、知事に転じてから4期を務めてそこそこの実績を上げ、ある意味でゆとりを残して辞めているので、もし立てば圧勝だろう。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新の政治・社会記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    一気にレギュラー3本消滅 有吉弘行は賞味期限切れなのか?

  2. 2

    豪華主演で注目!10月スタート秋ドラマの見どころを一挙に

  3. 3

    少女のレモネードスタンドにバイク野郎が大挙した感動秘話

  4. 4

    「出欠の返事ない人は椅子と食事持参で」の招待状が大ウケ

  5. 5

    藤原紀香vs天海祐希「サザエさん」主演で明暗くっきり?

  6. 6

    元手100万円が6年で“億り人” お笑い芸人はなぜ投資家に?

  7. 7

    聴覚障害少女が初の空の旅…乗務員の深い心配りに賞賛の声

  8. 8

    藤原紀香と“共演NG” 天海佑希以外にも挙がった女優の名前

  9. 9

    専門家も指摘 千葉・台風被害の迅速復旧を妨げる行政怠慢

  10. 10

    その男性はなぜ見知らぬ少女の誕生日ケーキ代を払ったのか

もっと見る

編集部オススメ

  1. {{ $index+1 }}

    {{ pickup.Article.title_short }}

もっと見る