ようやく初入閣…北村地方創生相の“髪型”に秘められた事情
「これから勉強させていただきたい」――。担当分野の政策を聞かれても、答えに窮する場面が目立った。
既に当選7回、70歳を越えて初入閣した北村誠吾地方創生相(72)。就任会見で「まち・ひと・しごと創生」や特区制度を使った「スーパーシティ構想」など所管の政策を問われると、「大臣として責任あるお答えができるように勉強していく」「前任の大臣から、しっかりと引き継ぐ」とゴマカして、何ひとつ満足に答えられなかった。
質問時間は残っていたのに報道陣もサジを投げたほどで、第2の桜田ポンコツ大臣になりそうな気配だが、まだ全国的にはなじみが薄い。
そこで2000年の初当選から20年、ようやく大臣に上り詰めた経緯を調べてみると、あることに気付く。12年と14年の総選挙時の北村氏の候補者写真を比べると、頭髪が不自然に増えているのだ。
口さがないネット住民は早くも北村氏の頭髪をヤユしているが、こうなったのには事情があった。親しい知人が打ち明ける。
「北村さんの選挙区の衆院長崎4区は離島の多い地域。14年ごろに五島列島北部の小値賀町のある島に行った際、長時間、直射日光を浴びたせいで、頭にやけどを負ったのです。水ぶくれがかさぶたとなり、ケロイド状に残ってしまった。北村さんはそれを隠しているのでしょう」
本人にも事情を聴こうと、秘書官を通じて取材を申し込んだが、多忙を理由に断られた。世の中には病気やケガなどを理由に、かぶらざるを得ない人もいる。大臣としてそうした方々を励ますためにも、北村氏には率先してカミングアウトして欲しい。