宮田律
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宮田律現代イスラム研究センター理事長

1955年、山梨県甲府市生まれ。83年、慶應義塾大学大学院文学研究科史学専攻修了。カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)大学院修士課程修了。専門は現代イスラム政治、イラン政治史。「イラン~世界の火薬庫」(光文社新書)、「物語 イランの歴史」(中公新書)、「イラン革命防衛隊」(武田ランダムハウスジャパン)などの著書がある。近著に「黒い同盟 米国、サウジアラビア、イスラエル: 「反イラン枢軸」の暗部」(平凡社新書)。

緊急寄稿 「米国に死を!」中東海域に向かう自衛隊の今後

公開日: 更新日:

 米トランプ政権は1月3日、イラク・バグダッド国際空港に到着したイラン革命防衛隊の精鋭である「クッズ(エルサレム)部隊」のガーセム・ソレイマニ司令官をドローンによるミサイル攻撃で殺害した。トランプ政権によるドローン攻撃は、アフガニスタン、イエメン、ソマリア、シリア、イラクなどで行われ、ISやアルカイダなど米国に敵対的な武装集団・過激派の指導者、メンバーを殺害してきた。ドローン攻撃は、裁判を経ずに大統領の独断的裁量で、また他国の主権を侵害して行われるもので、国際法でもまったく許容されない。

 ソレイマニ司令官は、1979年に革命防衛隊の創設時に入隊したが、革命防衛隊は文字通りイラン革命を内外で守る任務を担う、イスラム共和国体制に忠実な軍隊である。イランでは王政時代からの軍隊も存在したが、革命の指導者たちはより信頼を置ける軍隊として革命防衛隊を発足させた。革命防衛隊に入るには、身辺や信条が徹底的に調査され、体制のイデオロギーに懐疑的な人物の入隊は認められない。

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