姫田小夏
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姫田小夏ジャーナリスト

ひめだ・こなつ 上海財経大学公共経済管理学院・行政管理学修士(MPA)。中国ウオッチは25年超、うち約15年を上海で過ごす。中国、アジアを現地取材、日本でも各地を回りインバウンドがもたらす変化を追う。著書に「インバウンドの罠」(時事通信出版局)他。「ダイヤモンド・オンライン」などでコラムを連載中。アジア・ビズ・フォーラム主宰。

「中国は安全」で帰国ラッシュ 4.4の清明節が次のピークか

公開日: 更新日:

 新型コロナウイルスの感染から避難しようと、イタリア在住の中国人たちが帰国の途についている。

 イタリアは現在、新型肺炎の感染者数で中国に次ぐワースト2だ。最初に爆発的感染が起こったのは2月21~22日にかけてのこと。直後、イタリア北部のロンバルディア州の一部の地区が封鎖されたが、ベルガモ県のように封鎖措置がかからなかった地区もあった。ベルガモ県には多くの中国人が居住し、そのうちの一部が間髪入れずしてイタリアを脱出した。飲食店従業員の王さん(男性・31歳)とその親族7人も、故郷である浙江省麗水市青田県に戻ってきた。

 少し前までは、中国共産党支配に嫌気が差して海外に出て行った中国人も多かったが、今や彼らにとって「中国は世界一安全な国」なのである。ベルギー在住の中国人貿易商は「欧州在住の中国人は新型肺炎騒動で、一刀両断の政策を実施できる祖国を見直し、それに従う忍耐強い国民を見直した」と語っている。

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