姫田小夏
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姫田小夏ジャーナリスト

ひめだ・こなつ 上海財経大学公共経済管理学院・行政管理学修士(MPA)。中国ウオッチは25年超、うち約15年を上海で過ごす。中国、アジアを現地取材、日本でも各地を回りインバウンドがもたらす変化を追う。著書に「インバウンドの罠」(時事通信出版局)他。「ダイヤモンド・オンライン」などでコラムを連載中。アジア・ビズ・フォーラム主宰。

中国人が呆れる「米国はもはや世界一の先進国ではない」

公開日: 更新日:

 米国では3月に入って新型コロナウイルスの患者数が爆発的に増え始めた。今、感染者数、検査キット、マスクをめぐって大混乱だ。

 先週3日、米CDC(疾病対策センター)は「CDCの数字はもはや全国の数字を反映しなくなった」とし、「今後、感染者数は発表しない」と宣言した。CDCの数字は武漢や日本などからの帰国者の判定結果が除外されているうえ、各州が独自に検査と報告を行っているためだ。在米市民は「実際は、公表されている数字よりもはるかに多いはず」と疑っている。まるで感染拡大早期の武漢そのものだ。

 ペンス副大統領は4日の記者会見で、「米国でコロナリスクは依然低い。米国人はマスクを買う必要がない」と、引き続き強気の姿勢を表した。同日時点の米国内感染者数は153人、死亡者は9人だった。明らかに事態は深刻化しているが、ホワイトハウスは楽観的だ。そんな中で、コーネル大学医学部のマット・マッカーシー医師が「ある国では1日1万件も検査ができるのに、ニューヨーク州は32回の検査しかやっていない。これは国の醜聞だ」と、テレビで警鐘を鳴らした。中国は武漢市だけでも1日の検査は2万件を超える。

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