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孫崎享外交評論家

1943年、旧満州生まれ。東大法学部在学中に外務公務員上級職甲種試験(外交官採用試験)に合格。66年外務省入省。英国や米国、ソ連、イラク勤務などを経て、国際情報局長、駐イラン大使、防衛大教授を歴任。93年、「日本外交 現場からの証言――握手と微笑とイエスでいいか」で山本七平賞を受賞。「日米同盟の正体」「戦後史の正体」「小説外務省―尖閣問題の正体」など著書多数。

拡大する格差 米中対立激化の背景にある経済力逆転の構図

公開日: 更新日:
ポンペオ米国務長官は敢えてR・ニクソン図書館での演説で言及(右は、ヒューストンの中国総領事館で、トラックに荷物を積み込む職員/ロイター=共同)/(C)ゲッティ=共同

 米中関係が緊迫している。

 米テキサス州ヒューストンの中国総領事館について、ポンペオ国務長官が「スパイ活動と知的財産盗用の拠点だった」と位置づけ、その閉鎖を求めたことに中国政府が反発。四川省成都の米国総領事館閉鎖を要求した。

 ポンペオ長官はまた、「中国共産党政権の… 

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