公明党「広島3区」擁立強行の勝算 自民党の地盤に殴り込み

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 自民党が慌てふためいている。連立を組む公明党が、次期衆院選広島3区に公認候補を擁立すると決定したからだ。

 広島3区は公選法違反の罪で公判中の元法相、河井克行被告(57)の地元だ。河井被告が離党したため、自民党は河井被告に代わる公認候補を擁立するために、公募をはじめたばかりだった。自民党の選挙地盤に連立仲間の公明党が殴り込んできた形である。自民党の広島県連は、「城を明け渡すようなことはしない」と徹底抗戦の構えだ。

 広島3区から出馬するのは、公明党副代表の斉藤鉄夫氏(68)。当選9回、政調会長や幹事長を歴任したベテランだ。これまでは比例中国ブロックで当選してきた。公明党も一歩も引かないつもりだ。

「現在、公明党は9つの選挙区から候補者を擁立していますが、以前からもう1カ所、小選挙区を欲しがっていた。実は“このハゲ~”暴言の豊田真由子氏が自民党を離党した時も、埼玉4区からの擁立を模索しています。あの時は断念したが、今回は千載一遇のチャンスだけに絶対に降りるつもりはありません」(公明党関係者)

 広島3区からの擁立は、公明党にとって大きな意味があるという。公明党が押さえている小選挙区は、北海道、東京、神奈川、大阪、兵庫……と、近畿圏より東に偏り、近畿より西側には選挙区を持っていない。近畿圏より西側の選挙区を押さえることは、公明党の悲願だという。

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