高校の教科書検定でも「嘘と詭弁」を強要する文部科学省
日本は今や嘘と詭弁が横行する国となった。
それが常態化しているのは政治家だろう。さらに国の機関までもが嘘と詭弁を教科書に記載するよう強制する事態となれば、いよいよ、この国の将来はない。そんな最悪の状況になりつつあるのが文科省が進めている高校の教科書検定だ。
新しい学習指導要領では、北方領土と竹島、尖閣諸島について「我が国固有の領土」と記述するよう明記。尖閣諸島については「領有権の問題は存在しない」点も記述するよう求めた。
ロシアが北方領土を「実効支配している」との表現にも意見が付き、「不法占拠」に修正するケースが目立った。
領土問題では、日本政府は長い間、嘘と詭弁を繰り返してきている。そして多くの国民は、それが真実だと信じているのだが、あらためて領土問題の史実を列挙したい。