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孫崎享外交評論家

1943年、旧満州生まれ。東大法学部在学中に外務公務員上級職甲種試験(外交官採用試験)に合格。66年外務省入省。英国や米国、ソ連、イラク勤務などを経て、国際情報局長、駐イラン大使、防衛大教授を歴任。93年、「日本外交 現場からの証言――握手と微笑とイエスでいいか」で山本七平賞を受賞。「日米同盟の正体」「戦後史の正体」「小説外務省―尖閣問題の正体」など著書多数。

人命より国家優先 安倍前首相「反日的な人が五輪開催に強く反対」

公開日: 更新日:
「五輪開催反対者は『反日』」と、印象を与えようとしている(安倍前首相)/(C)日刊ゲンダイ

 新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、7月23日の開幕が迫った東京オリンピックに対して国民の多くは批判的な見方を示している。朝日新聞の世論調査では「中止」が32%、「再延期」が30%である。読売新聞でも「中止」は48%、「無観客開催」が26%、「観客数を制限して開催」が24%だ… 

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