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保阪正康作家

1939年、北海道生まれ。同志社大卒。編集者を経て「死なう団事件」でデビュー。「昭和天皇」など著書多数。2004年、一連の昭和史研究で菊池寛賞。本連載「日本史 縦横無尽」が『「裏切りの近現代史」で読み解く 歴史が暗転するとき』(講談社)として好評発売中。

ロシアは巧妙に樺太を開発…日本の北海道開拓防備戦略はアメリカを頼りにしていた

公開日: 更新日:
黒田清隆(C)国立国会図書館所蔵画像/共同通信イメージズ

 戊辰戦争が一段落ついた頃、ロシアとは樺太を日本との雑居地とすることで話し合いがついていたのだが、実態はロシア政府が巧妙に手を打って自国の領土に変えていった。明治2(1869)年には、ロシア政府は樺太に囚人を入れて開発することに決めている。一方で内陸部分に農民を移住させ、広範囲に… 

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