著者のコラム一覧
片岡健ノンフィクションライター

1971年、広島市生まれ。早稲田大学商学部卒業後、ノンフィクションのライターに。新旧様々な事件を取材し、新事実や冤罪を発見している。著作に『平成監獄面会記』、同書が漫画家・塚原洋一氏によりコミカライズされた『マンガ「獄中面会物語」』(共に笠倉出版社)、『もう一つの重罪 桶川ストーカー殺人事件「実行犯」告白手記』(リミアンドテッド)など。最新刊は2026年4月発行の『実録 死刑囚26人の素顔』(宝島SUGOI文庫)。

1989年北方事件(前編)「殺害した3人の遺体を自宅近くの林に捨てるのはあり得ないと思った」

公開日: 更新日:

連日の取り調べでウソの自白を強要されて…

Mさんから田崎さんに宛てた手紙(撮影)片岡健

 1989年1月、佐賀県北方町(現在は武雄市)の雑木林で女性3人の遺体が見つかった「北方事件」。3人を殺害した罪に問われた男性が裁判で死刑を求刑されながら、1、2審共に無罪判決を受けて確定する異例の結末になった。この間、男性を支え続けたのが元北方町議の田崎以公夫さん(90)だった… 

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