自公国3党連立構想「主犯・茂木幹事長」説 政権奪取の布石に岸田首相カンカン!
補正予算成立のタイミングで先週、突如として報じられた国民民主党の連立政権入り構想。岸田首相も国民民主の玉木代表も否定したが、永田町では「誰が、何のために情報を流したのか」と“犯人さがし”がかまびすしい。
「自民党内の非主流派に対する牽制」「3党連立を嫌がる公明党が構想をつぶすためにリークした」など諸説飛び交っているが、ここへ来て急浮上しているのが「主犯・茂木幹事長」説である。
「安倍・菅時代は維新を“ゆ党”にして政権運営してきたが、岸田政権は国民民主に接近。今年度の当初予算審議で自公国の3党党首会談が行われたのを皮切りに、国民民主が当初予算に賛成し、3党枠組みの政策協議も始まった。これを主導したのが茂木幹事長でした。だから、連立話があってもおかしくないが、驚くことに、岸田首相はこの動きを知らされていなかった、というのです」(岸田周辺の関係者)
■「私は全く知りません」
岸田首相が知らなかったとは、にわかに信じられないが、確かに、報道が出た際の岸田首相は憮然とした対応だった。「私は全く知りませんし、私自身考えておりません」とコメントしたが、「私自身」という強調に不快感も透けて見える。