著者のコラム一覧
孫崎享外交評論家

1943年、旧満州生まれ。東大法学部在学中に外務公務員上級職甲種試験(外交官採用試験)に合格。66年外務省入省。英国や米国、ソ連、イラク勤務などを経て、国際情報局長、駐イラン大使、防衛大教授を歴任。93年、「日本外交 現場からの証言――握手と微笑とイエスでいいか」で山本七平賞を受賞。「日米同盟の正体」「戦後史の正体」「小説外務省―尖閣問題の正体」など著書多数。

野党が共闘できるか否かが、今後の日本政治のカギになる

公開日: 更新日:
自民党王国・群馬で、前橋市長選結果は貴重な教訓(初当選を決め、万歳する4野党推薦候補の小川晶氏)/(C)共同通信社

 日本経済は単なる停滞だけでなく、没落の道を進んでいる。日経新聞によると、日本の2020年度のGDP構成は、個人消費が53%、政府消費が21%、設備投資が16%、公共投資が6%である。

 政府消費や公共投資は税収に依存する。賃金が上昇せずにGDPが拡大することはない。

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