著者のコラム一覧
保阪正康作家

1939年、北海道生まれ。同志社大卒。編集者を経て「死なう団事件」でデビュー。「昭和天皇」など著書多数。2004年、一連の昭和史研究で菊池寛賞。本連載「日本史 縦横無尽」が『「裏切りの近現代史」で読み解く 歴史が暗転するとき』(講談社)として好評発売中。

シリーズ「伴食宰相」(10)13年の間に10人の首相が生まれた昭和末期から平成初期の混乱

公開日: 更新日:
選挙に大敗し、記者会見で辞任を表明する宇野宗佑首相(1989=平成元=年7月24日、自民党本部)/(C)日刊ゲンダイ

 昭和時代の32人の首相の在任期間を整理してみると、平均して23カ月になる。2年に満たないのだ。その中でも最短は2カ月か3カ月になるのだが、健康上の理由で身を引いた石橋湛山のような例はその評価が落ちることはない。この連載でも記述してきたとおりだ。しかし政治的理由で身を引いたケース… 

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