他の物価高対策はどうする、どうなる? 刹那の「コメ2000円」という目くらまし

公開日: 更新日:

インフレ対策をコメに集約「物価高は進次郎」

ほかの物価高、インフレ対応、「政治とカネ」、自民の「減税反対」、すべてが進次郎劇場に焦点がかすれ飛ぶ…(C)共同通信社

 備蓄米放出の概要が発表されたが、どうやら、刹那の一時しのぎ。その先はどうなるのか不明だが、これぞ、選挙まで短期決戦の目くらまし。他の物価高、インフレ対応、「政治とカネ」はどうなるのか。

 国民民主もバケの皮が剥がれてきたが、ますます危うい民意の気まぐれ。

  ◇  ◇  ◇

 またコメが値上がりした。農水省によると、全国のスーパーで今月12~18日に販売されたコメ5キロの平均価格は4285円。前週と比べて17円高く、2週連続で過去最高値を更新した。銘柄米は35円高い4469円。放出された政府備蓄米などの複数銘柄を混ぜたブレンド米の価格も上昇し、29円高い3924円だった。江藤拓前農相が「私の家の食品庫にはまさに売るほどある」と自慢していた時も値上がりしていたわけで、腹立たしいといったらない。
 

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