阪神・小幡 自由を手にしてなお追い込みをかけた高校時代

公開日: 更新日:

小幡竜平(阪神 遊撃手2年目・19歳)

 このチャンスをモノにできるか。8月22日のヤクルト戦で一軍デビューすると、スタメン出場した29日の広島戦では二回のセーフティーバント、三回の内野安打で2打点を挙げ、お立ち台も経験した。

 これまで10試合に出場し、打率は・154(3日現在)と打撃に課題は残るものの、強肩を生かした二塁、遊撃の守備はすでにチームでトップクラスと評される。

■地を這うような送球

 母校・延岡学園高(宮崎)の一宮淳野球部部長が振り返る。

「1年生で入ってきた時から守備がうまくて『うわぁ、この子はプロに行く』と思いましたね。グラブさばきもですが、三遊間深くからの、ビューンと地を這うような送球には目を見張るものがあった。肩の強さは圧倒的でした」

 1年からベンチ入りし、3年時には4番を任され、春の甲子園に出場した。

 その頃、こんなことがあった。小幡が2年生の9月に就任した三浦正行監督は、それまで禁止されていた携帯電話の使用を解禁。練習時間も半分ほどになったという。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    永野芽郁は疑惑晴れずも日曜劇場「キャスター」降板回避か…田中圭・妻の出方次第という見方も

  2. 2

    紗栄子にあって工藤静香にないものとは? 道休蓮vsKōki,「親の七光」モデルデビューが明暗分かれたワケ

  3. 3

    「高島屋」の営業利益が過去最高を更新…百貨店衰退期に“独り勝ち”が続く背景

  4. 4

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  5. 5

    かつて控えだった同級生は、わずか27歳でなぜPL学園監督になれたのか

  1. 6

    永野芽郁×田中圭「不倫疑惑」騒動でダメージが大きいのはどっちだ?

  2. 7

    佐々木朗希「スライダー頼み」に限界迫る…ドジャースが見込んだフォークと速球は使い物にならず

  3. 8

    第3の男?イケメン俳優が永野芽郁の"不倫記事"をリポストして物議…終わらない騒動

  4. 9

    風そよぐ三浦半島 海辺散歩で「釣る」「食べる」「買う」

  5. 10

    永野芽郁がANNで“二股不倫”騒動を謝罪も、清純派イメージ崩壊危機…蒸し返される過去の奔放すぎる行状