「お母さん、暇ー!」攻撃にヘトヘト…。夏休み、私は“宿題やる気スイッチ”をこれで押してます

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コクハク

子どもが夏休みの宿題をしない…体験談から学ぶ対策方法

 夏休みシーズン到来! お子さんの夏休みの過ごし方で悩む方も多いのでは。ことあるごとに「お母さん、暇ー」の訴えに、「暇なら宿題しなさーい!」と声を荒げるのをグッとこらえて、先輩ママの体験談から“宿題やる気スイッチ”を押す方法を見ていきましょう。

 併せて、子どもの“夏休み暇”対策をご紹介します。

 夏休みの宿題に対してやる気が起きない場合、親はどう向き合ったらいいのでしょうか?

1. 宿題の後にご褒美を用意する

「子どもの宿題が終わらない時には、宿題の後にご褒美を用意するようにしました。おやつや遊びの時間などを設定することで、モチベーションも保てていたように思います」(40代・Sさん)

 人間誰でも楽しみがないとやる気が出ないものです。夏休みの宿題が終わったら子どもが喜ぶことを提案してモチベーションを上げるのはいい案ですね!

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2. 残り時間を明確にしてあげる

「ダラダラと宿題をすると集中力が持たないので、必ず20分で一旦休憩を取り入れるようにしました。

 また、宿題をしている最中はあと何分で休憩かをこまめに伝えるようにすると効果的でした」(40代・Mさん)

 小学生はまだまだ集中力が長く続きません。宿題をする時には、「あと何分で休憩しよう」と時間を20分単位くらいで区切ってあげたほうが集中力はアップします。みなさんも試してみてくださいね!

時間を持て余す子どもの夏休み暇対策7つ

 時間を持て余す子どもたちが夏休みを楽しく過ごすためには、どんな対策が効果的なのでしょうか? みていきましょう。

1. 夏休みの計画を共有する

 夏休みは長いので、ダラダラと休みが続くことでだんだん飽きてきてしまう子どももいるでしょう。そうならないためにも、一カ月分のカレンダーに夏休みの楽しいイベントを書き込み、子どもと共有しましょう。

 暇な日が続いても、カレンダーを見ながら「あと3日で旅行だから楽しみだな♪」と、ワクワクした気持ちで過ごせるはずです。

2. 一日のリズムを決める

 事前に一日のリズムを決めておくことも大切です。午前中は夏休みの宿題をして、午後は自由に遊んでいい時間など、一日の中にメリハリをつけると退屈さを感じにくくなりますよ。

 夏休み明けの生活リズムも掴みやすいですね! 一日の中に運動の時間を取り入れておくのもおすすめです。体力があり余る小学生の体を少しでも動かしておけば、夜もぐっすり眠れるでしょう。

3. 祖父母の家に預ける

 祖父母の家へのお泊まり会を企画するのも、子どもにとっては楽しいイベントになるはず。普段、孫と離れて暮らしている祖父母なら、同様に喜んで受け入れてくれるでしょう。

 いつもと違う環境で寝泊まりするだけで大きな刺激になるはずですし、可愛い子には旅をさせよとはよく言ったもの。遠方に住んでいる祖父母の家に行くなら、子どもの大冒険になりますね。

4. 料理やお菓子作りをする

 インドア派の子どもなら、一緒に料理やお菓子作りをするのもありです。料理ならカレーライスなどが簡単でいいでしょう。お菓子作りなら、かき氷シロップで色鮮やかに色付けたゼリーなんかも涼しげで良さそうです。

 祖父母やお友達を招待してごちそうしても、特別な思い出になるかもしれません。

事前に計画を立てるのがおすすめ!

 子どもの長い夏休みの過ごし方は、夏休みがない両親にとっては大問題ですよね。子どもが退屈しないように、事前に夏休みの計画を立てて、頑張る日と、思い切り遊ぶ日のメリハリをつけ、楽しい夏にしてください!

(2024年8月の初出を元に再構成)

(コクハク編集部)

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