自民にくすぶる「石破おろし」は大きなうねりに発展か…7.31「両院議員懇談会」への秒読み開始
「相互関税15%に引き下げ」がどう影響するか
今後のポイントは、支持率とトランプ関税の交渉の行方だ。参院選後の21、22日に実施された共同通信や読売新聞の世論調査で、石破内閣の支持率はともに22%に急落。6月調査から10ポイント前後の大幅下落だった。
「退陣要求に拍車がかかるのは間違いない。関税交渉は土壇場で15%の合意となったが、これを世論がどう評価するのか。交渉が終わったんだからと、退陣論が31日までにピークに達する可能性もある。もっとも『次』に誰を立てるのか。まだ見通せません」(前出の永田町関係者)
さて石破首相は、このまま首相のイスにしがみついていられるのか。
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石破首相の「続投宣言」に、X(旧ツイッター)では、《石ちゃんは総理をやめへんで~!》といった、《総理》《やめへんで~》というフレーズが続出。●【関連記事】『しがみつく石破茂首相に「石ちゃんは辞めへんでー!」のイジり 潔くない態度で「ガキの使い内閣」へ転落必至』で詳報している。